【P】

pulse
(パルス)

パルスとは、ある状態から急激に変化し、元に戻る波形のことをいいます。
一般的によく用いられているパルスはデジタル信号としての方形波です。
超音波診断装置では、振動子より放射される超音波ビームはバースト波と呼ばれるものです。

パルス間隔
パルス波の始まりから次のパルス波の始まりまでの時間、または距離をいいます。とくにパルス間隔の時間をPRT(pulse repetition time;パルス繰り返し周期)といいます。

pulse wave
(パルス波)

短時間の間に変化する波形をパルス波とよび、多くは電流、波形、音波での信号として用いられています。ある時間だけ続く波のかたまりがある特定の速度で進行するもので、進行波とよばれます。
超音波には連続波と一定周期で断続的に振動するパルス波とがあり、通常の超音波診断装置ではパルス波が用いられています。さらにパルス波には振幅の変化しない定振幅パルスと振幅の減衰する減振幅パルスとがあり、振動子から発信される超音波は減振幅パルスになります。
最大振幅とパルス幅が定振幅パルスと減振幅パルスで変わりがない場合には、減振幅パルスの生体に対する透過は悪くなります。しかし、距離分解能は優れているという特徴があります。
パルス幅を短くすれば、距離分解能は向上します。そのために振動子の背面にダンパーやバッキング材といった弱音器を置き、出来るだけ早く振動子の振動を消去する必要があります。
パルスの始まりから次のパルスの始まりまでの時間をPRT(パルス繰り返し周期)、その逆数をPRF(パルス繰り返し周波数)といいます。

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