【R】

rayleigh scattering
(レイリー散乱)

大きさが波長λの1/10以下の粒子により起きる散乱をいいます。レイリー散乱は周波数fの4乗と粒子体積V(粒子直径Dの3乗)に比例した散乱強度を示します。
超音波パルス反射法のBモード像では、小さな反射源が多数ある不均一媒質内の散乱波は干渉し合うため、スペックルパターンを呈します。このスペックルパターンは中心周波数を変えると変化します。

レンズ効果
腹直筋などのレンズ状の組織によりビームが屈折して虚像を形成します。このとき腹直筋の音速は、周囲脂肪組織より速くなります。
レンズ効果により、例えばSMAが実像と虚像の2本として描出されたり、または2本に分離しないまでも横に広がったように描出される場合もあります。Aoも横に広がってにじんだ画像にみえ、画像の不明瞭(ぼやけ)の原因となることがあります。

resolution
(分解能)

分解能とは、近接して存在する2つの対象物体を分離して表示する能力のことです。超音波断層法では、分解能には超音波の進行方向である深さ方向の分解能(距離分解能、縦方向分解能、axial resolution、range resolution)と、超音波ビームの進行方向に垂直な方向の分解能(方位分解能、横方向分解能、lateral resolution、bearing resolution)の2種類があります。

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