組織学
(上腹部編)

【門脈】

門脈は胃、腸、脾臓、膵臓などからの静脈血が集まる血管で、その血液は栄養分に富んでいます。肝門から入り、小葉間結合組織の中を小葉間静脈として走行し、小葉に入って洞様毛細血管に注ぎます。そして動脈との混合血となり、類洞内を中心静脈に向かって流れます。その間に解毒なども行います。その後すぐに小葉下静脈に入り、合流して集合静脈となり、肝静脈として肝の後上面から出て下大静脈に向かいます。
う〜ん、なかなか長いですが、超音波検査では門脈は非常に重要です。なにせ肝臓をみるときは肝内の静脈や門脈を頼りにするのですから
ここでは組織学としての解説ですが、解剖学で血管の名称を憶えておきましょう

----------------

【肝臓】
【胆嚢】
【膵臓1外分泌】
【膵臓2内分泌】
【腎臓】
【尿管】

【脾臓】

----------------

組織学
TOP

----------------

ホーム


AX