超音波検査
サイン集

【h】

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halo
〔転移性肝癌(写)、肝細胞癌(写)
肝臓と乳房で用いられていましたが、両者の使われ方が異なるため現在では用いられていません(肝臓は低エコー、乳房は高エコー)。肝臓では腫瘤辺縁にみられる低エコー帯を指します。
転移性肝臓癌では厚みがあり、不明瞭なことが多いのが特徴です。この場合の辺縁部分は転移性の細胞浸潤によるものです。
肝細胞癌では全周性で均等な厚みで明瞭に描出されます。この場合の辺縁部分は線維性被膜によるものです。
現在はmarginal hypoechoic zone(辺縁低エコー帯)として用いられています。

hepato-renal echo contrast
〔脂肪肝(写)
肝臓と腎皮質のエコーレベルを比較し、その差をみたものです。通常ではこの差はみられないのですが、脂肪肝では肝実質のエコーレベルが上昇し、明らかな差がみられます。

hump sign
〔肝細胞癌〕
肝表面に限局性の隆起や突出を認める場合をいい、腫瘤の存在を意味しています。
肝細胞癌では多く見られ、血管腫ではまれなため両者の鑑別に用いられます。

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